みなさん…
夏のフルーツ、食べていますか?
マンゴーやパイナップル、プラムやスイカ(スイカは野菜かな?)など、夏になったら食べたくなるフルーツって、たくさんありますよね!
コンビニにも、マンゴーやメロンなど旬の果物をふんだんに使ったスイーツが、ぞくぞくとお目見えしています♪
そんな中、スタッフの友人からこんなメッセージが…。
「私、マンゴーが大好きだから沢山食べたんだけど、何だかお腹がゆるくなっちゃったみたい…」
フルーツってビタミンも豊富で、身体に優しいイメージがありますが、彼女はどうしてお腹がゆるくなってしまったのでしょう?
本日は、フルーツを始めとした広範囲の食べ物に含まれている、お腹がゆるくなる成分「FODMAP」についてお伝えしようと思います。
FODMAPとは?
FODMAP(フォドマップ)とは、小腸で消化されず大腸内で発酵を起こす糖質のことです。
食べ物にはすべてFODMAPが含まれているのですが、FODMAPを多く含む物を摂取すると、お腹の不調に繋がると言われています。
FODMAPの名前が示す、オリゴ糖と二糖類、単糖類、糖アルコールは、お腹の中にガスを溜め、便秘や下痢、胃痛、胃酸逆流などの症状を引き起こす可能性があります。
お腹の調子を整え、ポッコリお腹を防ぐためにも、FODMAPの分量に気をつけながら食事を摂る習慣をつけてみましょう。
では次に、FODMAPが多く含まれているフルーツと、少ないフルーツの例をご紹介します。
FODMAPが多いフルーツ
- リンゴ
- アプリコット
- アボカド(ごく少量であればOK)
- 熟したバナナ
- ブラックベリー
- チェリー
- グレープフルーツ
- マンゴー
- 桃
- レーズン
- 梨
- スイカ などなど
FODMAPが少ないフルーツ
- バナナ - 固め
- ブルーベリー
- ココナッツフレーク
- ブドウ(全種類)
- ハニーデューメロン
- キウイフルーツ
- レモンとライム
- オレンジ
- パッションフルーツ
- パイナップル
- ラズベリー
- イチゴ などなど
牛乳も…?
FODMAPは、すべての食べ物に含まれていると前述しましたが、乳製品も例外ではありません。
FODMAPには、乳糖(ラクトース)も含まれます。
さらに日本人にはラクトース不耐症の方が多く、腹部膨満感や腹痛、腹鳴、下痢や吐き気といった症状が現れる場合があります。
牛乳を300mlほど一気に飲んだ後、お腹がやけに膨れるような感覚があったり、気分が悪くなる方は、いちどラクトース不耐症をお調べになってみても良いでしょう。
食事の管理に過剰に敏感になるのは良くないですが、FODMAPの摂取量に少しだけ注意するだけでも、お腹の環境が整って調子よく過ごせるかもしれません。
フルーツが美味しい季節ですが、みなさんも食べる量に気をつけながら、旬の味を楽しんで下さいね!