昨日9月1日は「防災の日」でしたね。
各市町村でも、防災訓練が行われた地域が多かったかと思います。
さて、災害の中でも最近特に気になるのが「火災」です。
直近の三重県伊勢市における大規模な商店街火災や、世界各地で相次ぐ激しい森林火災のニュースは、私たちの身近に潜む火災の脅威を改めて突きつけています。
地震への備えとして非常食や懐中電灯を揃えている家庭は多いものの、「火事」に特化した対策となると、まだ十分に準備できていないケースが少なくありません。
火災現場では、猛烈な煙や熱、一瞬の遅れが生死を分けます。
今回は、万が一の火災から命と財産を守るために、一般家庭でぜひ揃えておきたい「火事特有の災害対策用品3選」をご紹介します。
1. 有毒ガスと視界不良を防ぐ「簡易防煙マスク」
火災による死者の多くは、炎に焼かれることではなく、一酸化炭素などの有毒ガスや煙を吸い込むことによる中毒死です。
一般的な不織布マスクでは煙を防げません。
フィルター付きの簡易防煙マスクを家族の人数分、寝室や玄関など手の届く場所に常備しておきましょう。
視界を確保しながら、避難時の数分間、有害な煙から呼吸を守ってくれます。
2. 女性や高齢者でも扱いやすい「スプレー式簡易消火具」
いざという時に重い従来の消火器は使いこなせない、という不安を解消するのがエアゾール式の簡易消火具です。
スプレー缶のように片手で簡単に噴射でき、天ぷら油火災やストーブからの小規模な火災に対して、初期消火の成功率を大きく高めてくれます。
キッチンのすぐ手が届く場所に固定しておくのがおすすめです。
3. 炎や熱から身を守る「防炎ブランケット(耐火シート)」
逃げ遅れた際や、火の粉の中を急きょ通り抜ける必要がある場合に、身体に羽織って熱や炎を遮断するアイテムです。
ガラス繊維などで作られており、優れた耐熱性を持ちます。
また、避難時に身を守るだけでなく、初期消火の際に燃えているものに覆い被せて空気を遮断し、鎮火させるためにも使用できます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
災害への備えは、起こりうるリスクの多様さに合わせてアップデートしていく必要があります。
水や食料だけでなく、煙や初期消火への備えをプラスしておくことで、火災という過酷な状況から大切な家族を守る確率を確実に高めることができます。
この機会に、自宅の防災グッズをもう一度見直してみてはいかがでしょうか。



