食欲の秋がやってきましたね。
秋の味覚といえば、サンマや栗、サツマイモなどたくさんありますが、じつは「ナス」も秋に美味しくなるって知っていましたか?
スーパーに行けば一年中見かけるナスですが、夏と秋のナスって、見た目も味わいも、ぜんぜん違うんです!
今回は、意外と知らないナスのお話と、秋ナスをもっと美味しく食べるためのヒントをご紹介します。
夏のナスは「男の子」、秋のナスは「女の子」
夏のナスと秋のナスは、たとえるなら「男の子」と「女の子」みたいです。
夏に旬を迎えるナスは、強い日差しをたっぷり浴びて育ちます。
紫外線から身を守るために皮は厚く、太陽のエネルギーをぎゅっと蓄えた果肉は、しっかりとしていて力強い味わいが特徴です。
加熱するととろけるような食感になり、夏の暑さを吹き飛ばすような、みずみずしい美味しさが楽しめます。
一方、秋のナスは、夏の強い日差しが和らいだ頃に旬を迎えます。
穏やかな気候の中、ゆっくりと育つため、皮は薄く、水分をたっぷり含んだ果肉は、きめ細かくしっとりしています。
種も少なく、口に入れたときのなめらかな食感がたまりません。
夏ナスに比べて甘みが強く、上品で繊細な味わいは、まさに「女の子」のようです。
栄養はどっちが豊富?
「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざがありますが、これは単に「美味しいものを独り占めしたい」という意味だけでなく、「体を冷やすナスを冷えやすいお嫁さんに食べさせないように」という気遣いからきている、という説もあります。
ナスの9割以上は水分なので、実は栄養素はそれほど多くありません。
しかし、ナスの紫色の皮には、ポリフェノールの一種である「ナスニン」という色素が含まれています。
ナスニンには強い抗酸化作用があり、美容やアンチエイジングに効果が期待できます。また、カリウムも豊富で、むくみや高血圧の予防にも役立ちます。
夏のナスと秋のナスで、栄養価に大きな違いはありません。
どちらも体に嬉しい成分が含まれているので、旬の時期に合わせて楽しむのが一番です。
秋ナスを最高に美味しく食べる3つのレシピ
甘くてとろけるような秋ナスは、どんな料理もワンランク上の美味しさに仕上げてくれます。
ここでは、秋ナス本来の美味しさを最大限に引き出す、簡単なレシピを3つご紹介します。
1. 秋ナスの焼き浸し
シンプルな調理法で、秋ナスの甘みととろける食感を堪能できます。
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ナスを一口大に切り、油をひいたフライパンで焼き色がつくまで焼きます。
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別の鍋にだし汁、醤油、みりんを入れてひと煮立ちさせ、火からおろします。
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焼いたナスを熱いうちにだし汁に浸し、粗熱が取れたら冷蔵庫で30分以上冷やして完成です。 お好みでショウガやミョウガを添えると、より風味が豊かになります。
2. 秋ナスの田楽
秋ナスのとろりとした食感と、甘辛い味噌だれが絶妙にマッチします。
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ナスを縦半分に切り、皮に細かく切り込みを入れます。
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フライパンに油をひき、ナスを皮の面から焼いていきます。
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柔らかくなったら火を止め、あらかじめ作っておいた甘味噌だれ(味噌、砂糖、みりんを混ぜたもの)を塗って、グリルやオーブントースターで軽く焦げ目がつくまで焼いたら完成です。
3. 秋ナスの揚げびたし
揚げたナスにだし汁がじゅわっと染み込み、思わず笑顔になる一品です。
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ナスを乱切りにし、素揚げします。
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めんつゆを薄めただし汁に、揚げたて熱々のナスを漬け込みます。
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大根おろしやショウガを添えても美味しくいただけます。
いかがでしたか?
夏のナスも秋のナスも、それぞれに魅力があります。食感や味わいの違いを知って、そのときの旬のナスを美味しく料理してみませんか?




