突然の歯の痛み…もしかしてPMS?

みなさんは「身に覚えのない歯の痛み」に襲われたことがありませんか?

「身に覚えのない」とは、鏡でチェックしてみても虫歯の形跡が見当たらず、つい前日までは冷たい飲み物が歯茎に沁みる…といったこともなかったのに、突然!といった感じです。

その急な歯の痛み。実はPMSの可能性があるんです。

PMSとは、月経前症候群と言われるもので、よく症例に出される症状に「気分の落ち込み」や「倦怠感」「むくみ」などがありますが、症状は人それぞれで、おおよそ200くらいあるのでは?と言われています。

PMS期間中に歯痛を訴える人は意外と多く、その原因は子宮内の古い血液を排出する「プロスタグランジン」という物質であるとされています。

 「プロスタグランジン」は痛みを誘発する物質であることから、歯の周囲の神経が過敏になり、普段は全く痛みを感じない程度の小さな虫歯や歯肉炎もズキズキと痛み出すことがあるんですね。

PMS期間中の痛みを軽減する方法としては、鎮痛剤を飲む、生活習慣を改善する、コーヒーの摂取を控えるなど…。

女性のみなさんは毎月、様々な痛みと向き合わなければいけない状況にあるかとは思いますが、できるだけリラックスできる時間を作ったり、良質な睡眠がとれるよう寝具を工夫したりなどして、どうか前向きに乗り切って下さいね。

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