災害時、生理用品がなかったら…

宮崎に続き、昨夜は神奈川を震源とした地震が起こりました。

TVでは、南海トラフに警戒するようにと注意が喚起されています。

 

まずは、地震でお怪我をされた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

 

今後も余震が続く可能性がありますので、引き続き安全な場所でお過ごし下さいね。

 

さて、実際に地震などで被災し、避難所で過ごす場合になった時、女性にとって心配なのは「生理用品の不足」です。

 

避難所にも生理用品の蓄えはあるかと思いますが、みんなで分け合うとなると、どうしても十分な数が手元に届かない可能性も考えられます。

 

また、被災時は精神的に不安定になり、ホルモンのバランスが崩れ、いつもの周期とは違うタイミングで生理が来てしまうことも…。

 

そんな時、身の回りにあるもので簡易的なナプキンを作ることができると知っているだけでも、心に余裕が生まれるかと思います。

 

本日は、ハンドタオルとティッシュペーパーを用いる簡易ナプキンの作り方をお届けしますので、ご自分やご家族のためにも、記憶の隅にとどめておいて下さいね。

 

準備するもの

・ハンドタオル

・ティッシュペーパー(もしくはキッチンペーパー)

 

以上です。

 

たったこれだけでナプキンが作れます。

もしその場にハンドタイルがない場合は、洋服のはぎれなど、どんな布でも構いません。

できるだけ、清潔な布を選んで下さい。

 

 

作り方

ハンドタオルの中央に、折りたたんだティッシュペーパー(もしくはキッチンペーパー)を入れ、両端をたたみます。

 

ペーパーの量は、経血が少ない日であれば5~6枚で十分かと思いますが、多い日の場合は多めに入れてみましょう。

 

また、多い日はペーパーの下に、ビニール袋やラップを敷いても良いでしょう。

被災時は水も不足し、お洗濯が十分にできないでしょうから、ハンドタオルは使い捨てになるかもしれません。

 

大きなバスタオルを切り分けたり、要らないTシャツを利用したりなど工夫すれば、数日分のナプキンを作ることができると思います。

 

あとはなるべく体を冷やさず、お休みの際はお腹周りや足元を毛布で温めて過ごすようにして下さい。

 

今後、これ以上の地震が起こらないよう、祈るばかりです…。

 

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