もうすぐ新学期。
新しい生活に胸を躍らせている学生の皆さん、通学の準備は万全ですか?
毎日利用する電車、楽しい学生生活を送るために、安全な利用方法を改めて確認しておきましょう。
残念ながら、電車内での痴漢被害は後を絶ちません。
特に新学期は、環境の変化や慣れない通学で注意力が散漫になりやすく、被害に遭うリスクが高まります。
そこで今回は、学生の皆さんが電車内で痴漢被害に遭わないための対策と、万が一被害に遭ってしまった場合の相談窓口について詳しく解説します。
1. 痴漢被害に遭わないために:電車内での対策
- 周囲に注意を払う:スマートフォンに夢中になりすぎず、周囲の状況に気を配りましょう。不審な人物や行動に気づいたら、警戒心を持つことが大切です。
- 座る位置に注意する:できるだけドア付近や車両の端など、人通りの多い場所に座るようにしましょう。また、壁際や座席の奥など、逃げ場のない場所は避けるようにしましょう。
- 荷物の持ち方に注意する:リュックサックは前に抱えるか、足元に置くようにしましょう。また、貴重品は体の前に持つなど、常に身につけておくようにしましょう。
- 防犯ブザーを活用する:万が一の際に備えて、防犯ブザーを携帯し、すぐに使えるようにしておきましょう。
- 女性専用車両を利用する:女性の方であれば、女性専用車両を利用することで、痴漢被害に遭うリスクを減らすことができます。
2. もし被害に遭ってしまったら:落ち着いて行動するために
- 大声で助けを求める:「痴漢です!」と周囲に聞こえるよう、勇気を出して大きな声で助けを求めましょう。
- 周囲の人に協力を求める:近くにいる人に「助けてください!」と声をかけ、協力を求めましょう。
- 鉄道会社や警察に通報する:最寄りの駅員や乗務員に被害を伝え、警察への通報を依頼しましょう。
- 証拠を確保する:可能であれば、被害状況や犯人の特徴などをメモや写真に残しておきましょう。
3. 相談窓口:一人で悩まず、相談しよう
もし被害に遭ってしまったら、一人で悩まずに、以下の相談窓口に相談しましょう。
- 警察:最寄りの警察署や交番、または警察相談専用電話「#9110」に相談できます。
- 鉄道会社の相談窓口:各鉄道会社には、痴漢被害に関する相談窓口が設置されています。
- 性犯罪・性暴力相談ダイヤル「#8103」:専門の相談員が、性犯罪や性暴力に関する相談に応じてくれます。
- 学校の相談窓口:多くの学校には、学生相談室や保健室など、相談できる窓口があります。
4. 痴漢被害に遭わないために:日頃からできること
- 防犯意識を高める:日頃から防犯意識を高め、危険な場所や時間帯を避けるようにしましょう。
- 家族や友人と情報を共有する:痴漢被害に関する情報を家族や友人と共有し、注意喚起し合いましょう。
- 防犯アプリを活用する:防犯ブザーや緊急通報機能などが搭載された防犯アプリを活用しましょう。
5. 最後に
痴漢被害は、決して他人事ではありません。
いつ、誰が被害に遭ってもおかしくないのです。もし被害に遭ってしまったら、一人で悩まずに、必ず誰かに相談してください。
あなたの勇気ある行動が、今後の被害を防ぐことにつながります。
新学期、安全に電車を利用し、充実した学生生活を送りましょう。