さて、成人式も終わり、新成人のみなさんは居酒屋やバーでお酒を飲む機会が増えているのではないでしょうか?
今のシーズン、まだ新年会がこれから…という方や、卒業パーティー、入社祝いが控えている方もいらっしゃると思います。
そのような飲み会の席で、たまに起きるのが
強引なお誘い…
友達同士でお酒を楽しんでいたら、突然知らない男性(もしくは男性グループ)から声をかけられ、無理にお酒を勧められたり、「このあとみんなでどこか行かない?」などと言われ、強引にお店の外へ連れて行かれそうになったり…。
いわゆる、「下心丸出し」な態度で迫られ、怖い思いをしたことがある女性は多いかと思います。
はっきりと「やめて下さい!」と言える女性なら良いのですが、中には怖くて声が出せなかったり、無理に断ったら暴力を振るわれそうなシチュエーションもあるかも知れません。
そんな時、無理なお誘いから女性を守ってくれる「カクテル」があるのをご存じですか?
🌟エンジェルショットってどんなカクテル?
女性のみなさんが男性に絡まれ、身の危険を感じた時――。
危険な状況から救い出してくれる、特別なカクテルが存在するのです。
その名は
エンジェルショット
そんなお酒、いきつけのバーにあったっけな?と首をかしげる方。実はこのエンジェルショット、お酒の種類ではないんです。
エンジェルショットとは、おもにアメリカのバーで使われている、
女性がバーテンダーにSOSを伝える時の暗号なんです!
アメリカでは「エンジェルショット下さい」とバーテンダーにオーダーすることで、お店のスタッフが女性客の身の安全のために動いてくれます。
また、オーダーの仕方でもパターンが異なり、
「ストレート」…移動できるようにエスコートして。
「アイス」…タクシーを手配して。
「ライム」…警察を呼んで。
など様々です。
🌟日本では都市部でも…
エンジェルショットは、日本でも都市部のバーを中心に広まっているようで、女性トイレの扉の裏にエンジェルショットのオーダーについて書いてあるお店が増えているそうですよ。
また、熟練のバーテンダーさんでしたら、エンジェルショットの慣習について周知している方も多いでしょう。
X(旧Twitter)でも、エンジェルショットを広めようという動きが見えます。
みなさんも、もしお酒の席で怖い思いをしたら、お店の人に「エンジェルショット下さい」とオーダーしてみて下さいね。
ちなみに英国やヨーロッパではバーテンダーに、
「アンジェラ、いる?」
と伝えるらしいです。
アメリカでは「エンジェルショット」
ヨーロッパでは「アンジェラ」
とぜひ覚えておいて下さい。