本日は、「脳の霧」ブレイン・フォグについてお話しです。
ブレイン・フォグの名前が巷に登場し始めたのは、「例の流行り病」が流行し始めた頃でしょうか。
「流行り病」に罹患した方 もしくは、予防接種をされた方を中心に、
「頭の中に霧がかかったようにボンヤリしてしまう」
「相手の話が頭に入ってこない」
「何をするにも億劫で疲れやすい」
といった症状が現れるケースが増えたようです。
このブログをお読み下さっている方の中にも、今まさにこの症状にお悩みの方もいらっしゃるかも知れません。
この「ブレイン・フォグ」。今のところ調べてみても「エビデンスが足りていない」「はっきりとした病気ではない」との見解ばかりで、実際に苦しんでいる方々からすれば、「動きたくても動けないのに、何だか自分が怠け者扱いされているようで辛い…」と落ち込んでしまいますよね。
スタッフのまわりからもそんな悲痛な声が聞こえてきますが、まずはご自分を責めず、リラックスして過ごすことが最優先です。
さて、この「ブレイン・フォグ」は前述したとおり、流行り病によって引き起こされますが、その他にもホルモンバランス・自律神経の乱れからも起きうる症状でもあります。
治療の方法としては、
・睡眠をしっかり取る(8時間程度)
・過剰に糖分を取り過ぎない
など様々ありますが、本日は脳をリラックスさせる「呼吸法」をいくつかお伝えしようと思います。
脳を休め、新鮮な酸素を送り込むことは、ブレイン・フォグの症状改善にも効果があるとされています。
何だか頭がスッキリしない時、ぜひ実践してみて下さい。
①ボックス呼吸法
「ボックス呼吸法」は、米軍や警察の特殊部隊で採用されている呼吸法です。
方法は
・4つ数えながら鼻から息を吸う
・4秒間息を止める
・4つ数えながら息を吐く
・4秒間息を止める
です。
すべてが「4拍子」なので覚えやすいですね。
②4-7-8 呼吸法
「4-7-8呼吸法」は、アリゾナ大学のアンドリュー博士が開発した呼吸法とのこと。
方法は、
・楽な姿勢で座る。
・4つ数えながら鼻から息を静かに吸う。
・ 息を止めて7つ数える。
・8つ数えながら、口からゆっくり息を吐ききる。
です。
こちらは急に行うと、7秒止める所や8秒吐く所で苦しくなってしまうかもしれませんので、行う前に呼吸を十分に整えてからチャレンジしてみて下さい。
③代替鼻孔呼吸法(片鼻呼吸法)
片鼻呼吸法は、ヨガで使われる呼吸法で、別名「ナディショーダナ」と呼ばれています。
方法は、
・右手で右側の鼻孔を軽く押さえ、左側の鼻孔から吸い込む
・左手で左側の鼻孔を軽く押さえ、右側の鼻孔から吐き出す
・逆側も同様におこなう(右の鼻孔から吸い込み、左の鼻孔から吐き出す)
です。
呼吸の速度は、ご自分に合ったペースで良さそうです(^^)
実際にやってみると…
以上の3つの呼吸法をスタッフも試してみましたが、個人的に頭がスッキリしたな~と感じたのは③の方鼻呼吸法でした。
今回動画を貼らせて頂きました
「ヨガジャーナルオンライン - YogaJournalOnline」さま
には、他にもリラックスできそうな呼吸法が紹介されています。
ぜひグッドマーク、チャンネル登録をよろしくお願いしますね。
本日もand you?の記事を最後までお読み下さり
誠にありがとうございました。
ブレイン・フォグでお悩みの方、どうか一刻も早く症状が改善されますように。