ガマの穂は昔のタンポンだった!?

夏場、水辺にお出かけの方も多いかと思いますが、北海道から九州の水辺には「ガマ」という多年草が分布しています。

実はこのガマの穂、吸水性がバツグンなので、昔の日本人女性はこのガマの穂を生理時の「タンポン」代わりに使っていました。

ガマは夏場は写真のような永細い形状をしていますが、秋になるとフワフワの綿毛が飛び出して来るんです。

あたたかなガマの綿毛は生理用品だけではなく、布団のワタとして使用されたり、火を起こす際の火口(ほくち)として使われて来ました。

また、ガマの花粉は乾燥させると「蒲黄」ホオウとう漢方になり、傷薬や止血薬として重宝されています。

健康にも女性のフェムテック事情にも大いに関わりのある「ガマの穂」を、今夏ぜひ見つけてみて下さいね!

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