本日は、女性のみなさんならば気になる話題である、「若返り」についての雑学をお届けします。
女性のためのお役立ち情報を日々探し求め、様々な本を読破しているスタッフですが、最近、若返りのシステムについて非常に分かりやすく書かれている本を見つけましたので、ご紹介させて頂きます!
本のタイトルは
『ほどよいストレスが人を若くする』
著者は、東京大学名誉教授で細胞研究者の跡見順子先生です。
ストレスは善か悪か?
こちらの本には、ストレスに関する目からウロコの新常識が記されているんです。
ところでみなさん、ストレスは美容にとって、良いと思いますか?それとも悪いと思いますか?
世間では、「苦労が多いと老ける」「仕事のストレスで肌が荒れてしまった」など、ストレスに対してネガティブなイメージが付きまとうよね?…というのが一般的な認識なのではないでしょうか?
しかし、跡見先生はご高著の中で、「ほどよいストレスは人を若くする」と述べられています。
それを示す一文がこちら。
たとえば、ゴムボールをぎゅっと握ると形が歪みますが、ボールはなんとか元に戻ろうと、弾き返してきます。
ゴムボールをぎゅっと握る力が「ストレッサー(刺激)」で、ぎゅっと握られて歪み、弾き返そうとするのが「ストレス応答(変化と反応)です。
細胞にストレッサー(刺激)が加わってピンチになると、「ストレスタンパク質」という物質が分泌されます。
ストレスタンパク質の仕事は、細胞の傷を治したり、タンパク質の形が崩れたところをつくり替えたり、古いものを取り替えたりのメンテナンス。そのため、ストレスタンパク質が増えると、❝お手入れ❞が開始され、若々しさや活性化につながります。
ストレスタンパク質は、別名ヒートショックプロテインと呼ばれています。
…なるほど!
ゴムボールの伸縮の例は、分かりやすい例えですね。
ストレスは過剰に溜めてしまうと、もちろん心身を壊してしまいますが、ほどよいストレスは細胞を活性化させてくれるのですね♪
実はスタッフ、著者の跡見先生にお会いしたことがあるのですが、1944年のお生まれとは思えない程、お肌ツヤツヤ&お元気でいらしたことに、驚いた次第です。
跡見先生のご高著が気になった方は、ぜひ検索してみて下さいね。
とても読みやすい本ですので、スタッフからもお勧めですよ!